当院について

病院情報の公表

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令和4年度浅香山病院病院指標

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞の患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	0	4	29	33	105	233	311	668	775	313

当院の一般病棟（HCU、東3・4・5）を退院した患者様を10歳刻みで集計をしました。
一般病棟を退院した2471人のうち、約83％が60歳以上の患者様を占めています。
うち、70歳～89歳は58％、90歳以上は13％と、高齢及び超高齢の患者様の割合が多くみられます。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	283	2.18	2.64	0.00	69.68
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	162	22.88	21.11	17.90	85.25
050130xx9900x0	心不全	82	18.82	17.54	9.76	83.82
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	69	20.01	13.61	7.25	79.93
060100xx99xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	40	2.18	2.98	2.50	73.43

内科は循環器、消化器、呼吸器、腎臓と分かれています。
内視鏡的大腸ポリープの切除、嚥下能力の低下に伴う、誤嚥性肺炎が上位を占めています。
心臓の機能が低下した心不全、排尿障害や腎障害から起因する尿路感染症で入院する患者様が上位を占めています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）	37	5.43	4.59	70.84
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）	15	7.00	6.07	67.00
060150xx03xxxx	虫垂炎	12	6.00	5.32	49.50
060241xx97xxxx	痔核	11	5.55	5.46	67.09
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍	10	11.90	10.06	75.20

消化器外科を中心に、呼吸器外科、乳腺外科、婦人科まで多岐にわたって対応しています。
ヘルニア、胆石等良性疾患が多いですが、旧姓腹症等の緊急手術および大腸癌を中心とした癌治療等を行っています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折	15	64.47	26.42	13.33	79.80
160720xx01xxxx	肩関節周辺の骨折・脱臼	－	－	14.17	－	－
160760xx97xx0x	前腕の骨折	－	－	4.86	－	－
160850xx01xxxx	足関節・足部の骨折・脱臼	－	－	18.34	－	－
160700xx97xx0x	鎖骨・肩甲骨の骨折	－	－	5.37	－	－

高齢者及び認知症患者様の転倒による骨折が多く、大腿部頚部骨折を中心に手術加療を行っています。
また、脊椎管狭窄や脊椎圧迫骨折等の保存的加療やリハビリ加療も行っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患	64	3.47	2.63	0.00	75.44
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患	－	－	4.67	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－

主に、白内障の手術治療を行っています。
外来では予約制ですが、蛍光眼底造影検査・レーザー治療を行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症	13	8.54	13.50	0.00	67.08
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	－	－	9.25	－	－
080250xx9701xx	褥瘡潰瘍	－	－	45.92	－	－
080110xxxxx0xx	水疱症	－	－	28.56	－	－
030245xxxxxxxx	伝染性単核球症	－	－	7.33	－	－

帯状庖疹や蜂窩織炎（膿皮症）等急性疾患や、難治性皮膚潰瘍や褥瘡でのVAC（局所陰圧閉鎖処置）を入院で行っています。
アトピー性皮膚炎、慢性じんましん、尋常性乾癬には生物学的製剤やナローバンドUVB照射療法等を外来で行っています。
美容皮膚科を行っており、Ｑスイッチアレキサンドライトレーザーによるシミ治療、巻き爪に対する各種ワイヤー療法、男性型脱毛症にはプロペシアの処方を行っています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患（経尿道的結石除去術）	18	5.89	5.29	0.00	66.72
11012xxx03xxxx	上部尿路疾患（ESWL術）	14	2.00	2.49	0.00	57.00
110070xx03x20x	膀胱腫瘍	13	5.08	6.66	0.00	73.69
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍	11	2.00	2.45	0.00	72.27
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等	－	－	7.82	－	－

前立腺肥大症等の排尿障害をおこす下部尿路疾患、尿管結石、尿路感染症、悪性腫瘍等を対象に、外来・入院・手術を行っています。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	14	－	－	13	－	－	1	8
大腸癌	－	－	－	27	－	－	1	8
乳癌	－	－	－	－	－	－	1	8
肺癌	－	－	－	10	10	－	1	7,8
肝癌	－	－	－	－	－	－	1	8

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

国際対がん連合（ＵＩＣＣ）によって定義された悪性腫瘍の分類で集計をしました。
緩和ケア科・緩和ケア病棟を有しているため、stageが進んだ患者様が多くいます。
胃癌：検診の普及で、初期に発見されることも多くなり、内視鏡による切除が増えています。
大腸癌：腹腔鏡下手術が約80％で、抗癌剤治療も外来化学療法室中心に行っています。
乳癌：乳癌は精神疾患併存の患者様が多く、病識が乏しいため進行癌がほとんどを占めています。
　　　　抗癌剤や放射線治療が困難で手術のケースが多くみられます。
肝癌：肝癌は大腸癌からの転移で手術になるケースが多いです。
肺癌：手術適応が有れば、胸腔鏡補助下の手術を行い、また再発等で抗癌剤治療も行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	12	8.75	60.92
中等症	45	17.00	82.53
重症	12	27.67	86.25
超重症	－	－	－
不明	－	－	－

呼吸器学会が発表している成人市中肺炎診療ガイドラインによる、重症度分類システムで集計しました。
中等症の患者様が多く、年齢も80歳を越えています。
逆に軽症では、60歳代と若く、入院期間が短い傾向にあります。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	－	－	－	－
その他	－	－	－	－

院内に回復期リハビリテーション病棟が有り、他院での脳卒中加療後のリハビリを多く受け入れています。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	276	0.31	1.43	0.00	69.88
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	21	20.10	18.90	4.76	85.43
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	20	0.15	1.85	0.00	77.05
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	18	21.61	25.89	38.89	75.67
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）	15	2.73	8.00	0.00	71.93

外科系は大腸癌を中心に消化器疾患に対する手術が多くみられます。
消化器内科では、大腸ポリープの内視鏡的切除や総胆管結石採石及び胆管ステント留置等の内視鏡的治療を多く行っています。
循環器系の手術も多く、冠動脈、四肢の動脈に血栓や閉塞が起こり、バルーンカテーテルによる、血管を拡張する手術も積極的に行っています。また、嚥下困難による食事摂取困難患者様や、抗癌剤目的にCVポート留置を多く行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	30	1.17	2.47	70.10
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	26	4.54	5.92	67.69
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	17	2.24	9.76	75.35
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	12	0.75	4.25	49.50
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	11	5.00	16.55	70.55

内視鏡下で行う手術が上位を占めています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）	11	4.09	26.91	18.18	73.82
K0811	人工骨頭挿入術（股）	10	15.30	70.50	10.00	76.80
K0732	関節内骨折観血的手術（足）	－	－	－	－	－
K0453	骨折経皮的鋼線刺入固定術（鎖骨）	－	－	－	－	－
K0462	骨折観血的手術（前腕）	－	－	－	－	－

高齢者の骨折が多く、転倒等による外傷が多いです。
院内に回復期リハビリテーション病棟、地域包括支援病棟が有り、充分なリハビリを行った上で在宅支援を行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	67	1.00	1.99	0.00	75.76
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－

2泊3日での入院または、患者様のニーズに合わせ1泊2日の入院手術加療を行っています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0021	デブリードマン（１００平方センチメートル未満）	－	－	－	－	－
K0061	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３センチメートル未満）	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－
－	－	－	－	－	－	－

入院による手術は少ないですが、腫瘍切除、褥瘡による植皮術を行っています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）	18	1.11	3.78	0.00	66.72
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）	14	0.00	1.00	0.00	57.00
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	13	1.00	3.23	0.00	75.77
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	－	－	－	－	－
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用のもの）	－	－	－	－	－

腎結石、病感結石採石手術が上位を占めています。
前立腺肥大等の経尿道的手術を行っています。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	－	－
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	－	－
180010	敗血症	同一	－	－
180010	敗血症	異なる	－	－
180035	その他の真菌感染症	同一	－	－
180035	その他の真菌感染症	異なる	－	－
180040	手術・処置等の合併症	同一	－	－
180040	手術・処置等の合併症	異なる	－	－

以前に治療を受けた治療に対して発生した代表的な合併症を4つ集計しました。
患者様が特定されないため、10件未満は件数を表示していません。
術後重篤な合併症はほぼみられていません。

更新履歴

2023.9.26: 令和４年度「浅香山病院病院指標」を公開いたしました。

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